税金はどちらがお得?

会社設立と個人事業主のどちらを選択するかは、税金で判断すると言ってもいいほど重要なものです。
税金は我々日本人に課せられた義務であり、法人だけでなく個人も支払わなければなりませんから、その負担をできるだけ軽くするのが効率的な運営にも繋がっていきます。

まず法人と個人事業主では主となる税金が少し異なり、法人の場合は法人税と呼ばれるものがかかり、個人事業主には所得税がかかります。
法人税は現在中小法人以外は25.5%、中小法人は年800万円以下の部分の所得が15%、それを超えると25.5%になります。
これに加えて復興特別法人税の10%が加算され、それが法人税となります。
このように法人税は中小法人とそれ以外という区別はありますが、基本的に税率は一定なので、その点は計算がしやすいと言えるでしょう。

一方個人事業主の支払う所得税は個人の所得に対して支払う税金ですから、現在の税法では累進課税となっていますので、所得が多くなればなるほど税率も高くなります。
したがって儲けが多くなれば税金の負担が大きくなりますので、そこが会社設立のタイミングを決める部分になるのです。
一般的に年間所得が500万円を超えた時点で法人化を検討したほうがいいと言われていますから、一定してそれくらいの所得を得られるようであれば会社設立に向けて動き出してもいいと思います。

ただし法人税は常に一定である代わりに赤字であっても支払い続けなければなりませんので、儲けが出なくなったらそれが大きな負担になります。
所得税は所得がなければ支払う必要はありませんから、赤字であれば発生しませんのでその点はメリットと言えるでしょう。

このほかにも支払わなければならない税金はありますので、法人と個人事業主の支払う税金の種類についてしっかり情報収集してみてください。
同時に節税方法についても調べておけば、現時点でどちらがお得になるのか分かりやすいと思います。